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訪日客アンケート いくら使った? どこへ行った?

2016/07/07

調査会社マクロミル(本社・東京都港区)は、訪日外国人旅行客が日本でどのような体験をしているのかを、東アジア、東南アジア、欧米それぞれで最も人数のが多い中国人、タイ人、米国人を対象に調査した。

それぞれ20~69歳で、この1年以内にプライベートで日本旅行をした中国人、タイ人、米国人。調査期間は6月3日(金)~6月17日(金)。有効回答数は1,200人。

使った金額は?

渡航費を除いて実際に使った総額の平均額は中国人39万5,195円、タイ人17万6,041円、米国人45万9,935円。

最も使用額が多かったのは、中国人(20代男性)の795万円だった。

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行き先人気ナンバーワンはやはりここ

訪問先の1位は「富士山」。42%の人が訪れた。国別でみても中国人43%、タイ人48%、米国人36%と万遍なく訪れている。

2013年に世界文化遺産に登録されたこともあり、観光地として定番化していることがうかがえる。

2位は「東京タワー」。39%が訪問。「東京スカイツリー」は8位(23%)にとどまった。2013年に電波塔としての役割を「東京スカイツリー」に譲った「東京タワー」も観光地としてはまだまだ現役。

行き先を国別に見ると特徴が出る。中国人は4位に「銀座」(34%)がランクイン。タイ人の10位、米国人の16位を大きく上回り、銀座に中国人目立つのも頷ける。

タイ人は3位に「札幌」(35%)が。中国人では10位、米国人では7位。北海道全体に訪問した人の割合も、中国人33%、米国人44%に対し、タイ人は57%なので日本に来るタイ人の半数以上が北海道を訪れている。降雪がないタイの人々は、雪に憧れがあるのだろうか。

米国人で目立つのは、7位に「広島」(17%)がランクインしている点。中国人では28位、タイ人では22位だから、米国人の歴史的な視点からの関心が高さがうかがえるということなのかもしれない。

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体験ナンバーワンは和食

体験内容について質問すると、以下の順番。

1位「日本食を食べる」57%
2位「自然・景勝地観光」51%
3位「温泉・銭湯入浴」35%

10位には「オタク文化で有名な地を訪問」(24%)も。“オタク文化”は、外国人が体験したい日本文化になりつつあるということか。

ほとんどの人が「満足」

満足度を尋ねると「満足」は全体の94%(中国人90%、タイ人97%、米国人94%)と非常に高い結果になった。

当然再訪意欲は、ほぼ100%。1年以内の再訪希望者は67%(中国人58%、タイ人81%、米国人61%)にのぼった。

2006年に「観光立国推進基本法」が成立し、「観光立国」を目指すわが国だが、一度訪日した観光客に対する“オモテナシ”は、まずまず行き届いているようだ。
 

 

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