Logo sec

阿波おどり、世界に発信 英・仏・中国語の無料情報誌 地元出版社が発行へ

2017/05/22

徳島県の夏の風物詩「阿波おどり」の魅力を外国人に伝えようと、英語とフランス語、中国語で解説する無料情報誌「阿波おどりプレス」を、地元の出版社が発行する。編集長は「これを読んで実際に見に来てもらいたい」と意気込んでいる。

201705221154_1-300x0.jpg外国人向けの無料情報誌「阿波おどりプレス」のデザイン案

A4判の誌面は全32ページがカラー。日本語の記述を翻訳する形の英仏語版と英中国語版の2タイプを作成する。冒頭のグラビアに始まり歴史、踊り方、用語解説のほか、「名人」と呼ばれる踊り手のインタビューなどが掲載される。

各ページのデザインは、海外で受賞歴があるデザイナーに依頼。極力写真を増やし、阿波おどりの迫力や熱気を視覚的に訴える構成にした。

有料広告を募って約20万部を印刷、6月にも全国の観光施設などに置く予定。「連」と呼ばれる阿波おどりのグループが国内外で公演をする際には現地で配布してもらう。

編集長の南和秀さん(49)の阿波おどり取材歴は20年以上。これまで県外のファン向けに、阿波おどりのグラビア雑誌やガイドブックを作ってきた。「盛り上げ続けるには、新しいファン層を取り込んでいかないといけない」と感じ、昨年秋から外国人向けに無料情報誌作りを始めた。

4月には飯泉嘉門県知事らのドイツ訪問に合わせ、ドイツ語版のプレ号を刊行。現地で地元市民に約650部を配布すると、受け取った人から「徳島に行ってみたい」との声が上がったという。

南さんは、創刊後は電子書籍化を目指す意向で「阿波おどりは世界に通用すると確信している。いろんな角度から魅力を伝えたい」と語った。

あわせて読む

伝統文化

もっと見る
「伝統文化」の記事をもっと見る

徳島県

もっと見る
「徳島県」の記事をもっと見る