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高野山宿坊、外国人に人気…接客、体験プログラムなど「おもてなし」充実

2017/05/13

世界遺産・高野山(和歌山県高野町)の宿坊が外国人観光客に人気だ。僧侶や寺院参拝者の宿泊施設である宿坊は異文化体験の貴重な場となっており、海外からの宿泊者は平成25年からの3年で約3倍増。宿坊側も英語での接客や体験プログラムなどに力を入れ「おもてなし」を充実させている。

201705111211_1.jpg国人宿泊者を案内する恵光院の僧侶(左端)=4月、和歌山県高野町

「弘法大師が瞑想を続けていると信じられている御廟に向かいます」。恵光院による高野山奥の院を巡るナイトツアー。僧侶が英語で説明をしながら、外国人観光客を引率して片道約2キロの道を歩く。日本語で行うツアーと同様、英語でもほぼ毎晩実施しており、多い日には数十人が参加する。「説明が分かりやすい」と好評だ。

恵光院は宿泊者の6割以上が外国人。宿泊料は1泊2食付きで1万~2万円程度で、数カ月先まで予約が埋まっている。英国への留学経験がある僧侶の田村暢啓さん(33)ら3人は英語に堪能。外国人宿泊者には英語で接し、瞑想などの体験プログラムも行う。

各部屋にある英語の案内書きには、宿坊でのマナーや浴衣の着付け方、高野山の歴史などを細かく説明。案内書きを作成する以前は、宿泊者が靴のまま畳に上がるトラブルもあったが、今ではほとんどなくなった。

高野山宿坊協会(事務局・和歌山県高野町)によると、高野山に52ある宿坊に泊まった外国人は25年に約1万9000人だったが、28年には約5万6000人に増加。多くは欧米からの訪問客だ。外国メディアが高野山を取り上げるようになり、ソーシャルメディアの影響で異文化体験をしたいという人が増えたのが理由と考えられるという。

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