Logo sec

カードで世界文化遺産登録を目指そう、大阪の百舌鳥・古市古墳群

2017/05/09

百舌鳥(もず)・古市古墳群の世界文化遺産登録に弾みをつけようと、大阪府や藤井寺市などは百舌鳥・古市古墳群を主題にしたカード「MOZU-FURU CARD(もず-ふるカード)」を作製した。各古墳や関連施設に足を運び、撮影した写真を提示すればカードがもらえる仕組みで全60種類。滑り出しは上々で、藤井寺市は「世界文化遺産登録への機運を高めたい」と期待を寄せる。

201705091845_1.jpg百舌鳥・古市古墳群をテーマにした「MOZU-FURU CARD」。人気はデビュー直後から上々のようだ=大阪府藤井寺市役所

カードのサイズは縦約6センチ、横約8.5センチ。同古墳群は約90基現存しているが、このうち世界文化遺産登録を目指すものと藤井寺市立図書館など関連する施設を選んだ。“有名どころ”で人気が集中すると予想される仁徳天皇陵(堺市)は2種類を準備した。

表面には「応神天皇陵古墳」(羽曳野市)などの外観写真を載せ、裏面には名称、所在地といった各種データを含む解説文を掲載し、古墳や施設についてひと目でわかるように。全国的な人気を誇り、愛好家も多い「マンホールカード」や「ダムカード」などの事例を参考に藤井寺市が発案、羽曳野市、堺市、府も参加して実現した。

手に入れる条件は実際に古墳や施設に足を運び、写真を撮影すること。カメラやスマートフォンなど撮影機材は問わず、各市の担当課や観光案内所などで写真を職員らに提示すればカードを入手できる。

「全景を撮るのは難しいので、古墳の解説文や看板など『どこを訪れたか』が、ひと目で分かるようにしていただければ」と、藤井寺市の世界遺産登録推進室の山田幸弘室長はポイントを説明。場所によっては看板がないケースもあるため、どの古墳なのか分かるようにする工夫も必要という。

4月1日から受け付けを開始したが、藤井寺市によると、始めてから間もない時期にもかかわらず、ほとんどのカードを入手したとみられる人も現れるなど調子は上々。山田室長は「実際に足を運んで、各古墳の大きさや形の違いを楽しんでほしい。(フェイスブックなどの)ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)でも発信していただければ」とPRに余念がない。

あわせて読む

大阪府

もっと見る
「大阪府」の記事をもっと見る

旅行業

もっと見る
「旅行業」の記事をもっと見る

世界遺産

もっと見る
「世界遺産」の記事をもっと見る