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韓国、秋に全国的なショッピングイベント 外国人旅行者の支出促す

2017/05/09

韓国は、今年9月28日から10月31日までのおよそ1カ月間、小売業者やホテル業者、運輸業者など幅広い業種が参加するショッピングイベント「コリア・セールフェスタ」を開催する。韓国の貿易産業資源省によると、全国の近代的小売り店舗や伝統的市場で行われる。現地の聯合(れんごう)ニュースなどが報じた。

201705091817_1-300x0.jpg韓国・ソウルのショッピング街に掲げられたセールの看板(ブルームバーグ)

開催時期は韓国での感謝祭シーズンに当たり、国内消費の活性化を図るとともに、外国人旅行者の誘致、観光収入の増加も目指す。地場小売り大手やメーカーなどが開催時期に合わせ、家電製品や衣料品、化粧品など広範囲の商品について特別価格で提供する予定だ。

また、開催期間中には韓流を打ち出した文化・娯楽関連のイベントも全国で行われる。外国人旅行者に対してはショッピング以外でもホテルの宿泊料金やバスの運賃などで割引料金が適用されるという。

韓国でこうしたショッピングイベントが開催されるのは、これで3度目となる。前回までの名称は「コリア・グランドセール」で、最初は2015年に中東呼吸器症候群(MERS)で打撃を受けた経済の活性化を図るため開催された。2度目は今年1月、来年に迫った平昌(ピョンチャン)冬季五輪を盛り上げるイベントとして行われている。

韓国観光公社によると、同国を訪れた外国人旅行者数は、14年の1420万人から15年はMERSの影響で1323万人に減少したあと、16年は回復して約1700万人となった。

一方、訪韓外国人の韓国内での支出額から韓国人渡航者の国外での支出額を差し引いた観光収支は、14年が17億5810万ドル(現レートで約1984億円)の赤字、15年が60億9470万ドルの赤字となっており、16年も1~7月で29億140万ドルの赤字だった。

イベント開催には足元の経済活性化だけでなく、外国人旅行者の支出を促して観光収支の赤字縮小を図る狙いもあるとみられている。(ソウル支局)

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