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「インバウンド6000万人目標達成、インフラ整備が課題」全日本空輸・平子裕志社長

2017/05/05

201705051648_1.jpg―4月から新社長となったが抱負は

「お客さまを安全に定時に快適にお運びする。それを徹底的に果たしていく。昨年度は(システムなどの)不具合があったが、未然に防ぐには兆候をいかに発見していくか。チームが一つの方向を向くような組織、人材を作り上げたい」

―-経営面で具体的な数値目標などは

「2014~16年の3年間は、羽田の発着枠拡大を受けたが、今後2年間はペースが緩くなる。決算上はいい数字が出ているうちに内部改革を進める。利益率は大事なポイントで、過去にやってきたマネジメントやネットワークについて再度、見直しを図っていく。グループの利益率目標も見直しの対象で、グループの中核企業として昨年掲げた以上の数字を追求できるかの精査は当然、しないといけない」

―-インバウンド需要の今後をどうみるか

「母数が増えれば伸び率は落ちるが、総じて順調に来ている。ただ4000万人、6000万人の目標を達成するにはインフラが整っていない。全国津々浦々まで観光客が押し寄せないと6000万人は達成できない数字で、地方ネットワークをどう展開するかが重要になってくる。LCC(格安航空会社)とのすみ分けがポイントになるのではないか」

―-社内の働き方改革をどう進めていくか

「サービス形態上、シフト勤務が多いが、有給休暇の取得日数には不足感があるので取得できるようにする。また、例えば経理部は決算期を中心に残業の多いところだが、ある人の仕事が終わるまで次の人に仕事が回らないというアイドルタイムが多かった。業務行程の上流と下流を意識したら業務時間がずいぶん減ったので、こうした取り組みを進めたい」

ひらこ・ゆうじ 東大卒。1981年全日本空輸(現ANAホールディングス)入社。企画室企画部長、取締役執行役員などを経て、2017年4月から現職。大分県出身。59歳。


 

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