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訪日客に無許可で数珠やお札販売 警視庁が中国人「偽僧侶」を逮捕

2017/04/11

法衣を着るなどして僧侶を装い、外国人観光客に数珠やお札を無許可で販売したとして警視庁組織犯罪対策1課は、入管難民法違反(資格外活動)の疑いで、中国籍で住所不定、自称農業の陳先楼容疑者(54)を逮捕した。調べに対し、「食べる物を買うお金を稼ぐために僧侶のふりをした」などと容疑を認めている。

「ブッダのお寺の建立を手伝って」

201704111845_1-300x0.jpg押収されたお札や数珠=4月11日、警視庁万世橋署

逮捕容疑は今年2月~3月、東京都千代田区外神田の路上などで、英国からの観光客ら10人に無許可で数珠11個、お札9枚を計2万円で販売したとしている。

組対1課によると、陳容疑者は今年2月、90日以内の滞在で、報酬を得る活動が禁止された「短期滞在」の在留資格で来日。JR秋葉原駅や台東区の上野公園、渋谷区のJR原宿駅周辺などで、僧侶のふりをして外国人観光客らに声を掛けていた。

陳容疑者は観光客らに「ハロー」と話しかけ、「ブッダのお寺の建立を手伝ってください」などと英文で書かれたカードを見せて募金活動をしているかのように装っていたという。

昨年4月にも来日し、中国・浙江省の雑貨店で16円~32円で仕入れたお札や数珠を500~1000円で販売。これまでに計10万円を売り上げていたとみられる。

組対1課は、陳容疑者と同様に違法な物品販売を行っていた「偽僧侶」が複数いるとみており、組織の関与がないかなど背景を調べる。

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